キャラクターショーの運営会社や鉄道会社、メガネ製造販売会社など。就職活動は「特にこれ」といった業種や職種を決めていませんでした。
そんな私が重視したのは「社内の雰囲気」。タナシンに巡り会ったとき、そのアットホームな雰囲気に「ここだッ」と直感。入社をすぐに決意しました。ちなみに私は文系ですが、製造業への就職はまったく抵抗ありませんでした。
カーCDレシーバーとバス用カラオケ機器の開発日程の管理を行っています。
カーCDレシーバーの心臓部には当社開発のCDメカニズムが使われており、その他の部分は顧客設計により製造部分を当社が受け持つというEMS形態をとっています。
入社2年目のことです。新機種の企画から、量産可能になるまでの開発日程を管理していた私に、今でも「忘れることができない事件」が起こりました。中国工場で、新製品の試作段階まで進んでいたのですが、試作生産が始まってまもなく、低温条件下での不具合が発生したのです。
「一体どうすれば納期を守れるのか?」「どんな応急対応があるのか?」。直ちに設計、生産、生産技術、品質保証、購買から成るプロジェクトチームを作り、連日深夜まで協議を行いました。その結果、「1つの解決策」が浮かびました。
「よし!やってみようよ!」。すぐさま検証作業に取り掛かりました。「何とかいけそうだぞ!」。解決策を盛り込んだ工程を追加して、なんとか生産開始にこぎつけたのです。試作は全台数 無事生産を終え、その後のお客様への納期にも間に合わせることができました。
私は、設計管理の担当者としての責任を果たせたという安堵感を覚えると同時に、「プロジェクトチーム全員が力を合わせて、あきらめなければ必ず問題は解決できる」、そう強く感じました。

「設計管理」という仕事は、製品や設計に関する様々な知識が必要です。一方で、文系出身、かつ経験も浅い私にとって「知らないこと」「分からないこと」がたくさんあります。
そのため、相手に仕事をお願いしようと思っても、専門的な内容になると情報をうまく伝えられずに、迷惑をかけてしまうことも度々あります。
そこで、人に仕事をお願いするときは、まず「自分から率先してお手伝いする」ことを心掛けています。相手に対し、「私にできること(手伝えること)は、何かありますか?」と問いかけるのです。手伝うことで、相手と良好な関係が築けます。同時に自分に足りない知識を吸収でき、スキル向上にもつながります。私はそう信じています。
